昨晩のダウは300ドル超の上昇で反発、32000ドル台に返り咲いた。
今晩この位置で踏ん張れるなら、なんとか元のレンジ内に止まれそうだが、政府やFRBの動きに対する銀行各社の反応とそれに対する投資家たちの反応がどこまでポジティブになるかで決まりそうだ。
仮に上手くいったなら、今回の問題に対する影響は短期間で済むことになるのだが、いずれにしてもSQとFOMCが控えている中、あまり楽観視はできなだろう。
今のところうまくいったとして、上記チャートの12月からの短期トレンドレンジ内での動きとなろう。
今日、明日が踏ん張れるかどうか
さて、日経平均はというと、すでに場が開いているので後出しジャンケンになるが、ここで一旦陽線になって欲しかったところだ。
27400円台で始まったはいいが、やはり一昨日と昨日で買い下がった向きが一部利食いしているのと、資金作りもあってか相変わらず売りが嵩んでいるため、どうしても押され気味になってしまっている原因だろう。
想定では今日反発して明日再度陰線になって金曜に二番底という形だったが、その通りにはならないようだ。
早ければ明日から反発していくシナリオもあるのだが、ただし、明日が木曜で週後半であるという点と、来週は火曜が休場で動きづらいところもあるので、上手くいっても一気に戻ることはないとみている。
どちらかというと日本が休みの間に先物でガッと勝ち上げられて、結局美味しいとことは外資に持っていかれるという結果になりそうだ。
いずれにしても、今日のところは今の位置で止まって少しでも髭を出しておけば、明日は動きやすくなるはずで、ただ明後日の週末意識がいつで始めるかでその勢いが削がれるタイミングがあるだろうということと、それが二番底になるか、あるいは月曜飛び石連休の狭間で何かあるか、と言ったところだろうか。
下値目処は27100円台で、これを大きく破ることは、今のところは無くなったように思う。
先週から書いている27000円割れ、26000円割れは稀有だったようだ。
と、書くにはまだ早いかもしれないが。
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