昨晩のNYはダウ58ドル安と小幅続落、NASDAQは45ポイント高と小幅に反発、S&P500も5ポイント高となった。
それに引き換え225先物が我が物顔だった。
ナイトセッションの終値28620円と、現物の三空を迫るかのような引け方で、SGXも28605円とほぼ変わらず。
まもなくCMEの夜間取引が始まるのだが、このまま現物が先物に鞘寄せとなると、昨日の終値28444.19円からはだいぶ離れているため、窓を空けての上昇となりそうだ。
窓空け上昇で踏み上げ?
間に二日入っているため、厳密には三空とは言わないのだが、逆にここで再度窓を空けての上昇となると踏み上げとも言えるため、もう一丁行けそうに思えてくる。
昨日まで「そろそろ終わりじゃないか」なんて思っていたのが次の日突然「よし、もう一丁」という気持ちに変わることはよくあるのだが、これが「懐疑の中で育ち」という部分に当てはまるなら、少なくとも今日明日はなんとか行けそうなんじゃないか、と思ってしまうのだが。
まだ弱気が頭を掠めるのは、やはりここまでの上昇理由がどうしても納得できていない証拠なのだが、この際丸呑みしてしまって流れに身を任せるのが良いのだろう。
さて、上値の目標だが、昨年9月13日の高値、28659円は目前、その前の8月26日の796円、8月22日の828円と、細かい刻みだがその3つが最初の候補だ。
8月19日〜8月22日の窓の上限28913円がその上となり、その上は昨年8月の高値、29222円となる。
SQ前なので、そこまではないだろう、と思っているのだが、予想なんてそうそうぴったり当たるものではないので、今日のところは参加者ではなく傍観者的な見方で楽しんでみようと思う。
ダウはこのまま横這いがやっとなのか?
一方のダウは、昨晩少しくらいは反転してもいいだろうと思っていたのだが、そうはいかなかった。
チャートの上では12月後半からの水準に戻っている形で、移動平均線に抑えられている格好。
11月高値と2月高値を結んだ短期的なトレンドレンジをつけてみたのだが、今のところは短くとも次のSQあたりまで続くのでは、と考えている。
NY市場が変わる潮目を迎えるのは、やはりSQやFOMCあたりになるのではないだろうか。
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