昨晩のNYはCPIから金利上昇懸念が生まれたものの、企業決算の良い結果を受けて一旦下がったものの上昇に転じ、最終的にはダウが261.85ドル高の33960.93ドル、NASDAQとS&P500もプラスで引けた。
相変わらず横這いが続いている状況で、なんとなく悪い気がしなくなってきてはいないだろうか?
もしかしたら今日、明日、な〜んて考えたりする瞬間もあったり?
いやいや、油断は禁物である。
チャートではここ2回のNYのSQは、少なくとも反転上昇はあったもののその直前にいったん下がっているし、動きもあったのだが、今日の時点で動きはまだ見えてこない。
仮に今晩急落していくなら、先月や先々月と似たようなパターンとも考えられるので、そこはそれなりに安心感(?)もあるのだが、まだはっきりしていないので、油断禁物、となる。
と、かなり斜に構えた見方ではあるのだが、2週間ほど様子見と言い続けていると、そろそろどうだ、と思いたくもなる。
寄り付きが高くても安くても後場にかけて売られる日経平均
まさにその通りの日が続いているのだが、これがもし変わったら、と思わなくもない。
それくらい、ここ2週間ほどずっとそのパターンなのだが、果たして期待してもいいのだろうか?
NYが先程書いたような印象だとすると、そう単純に期待もしづらいところである。
今朝は今の所192円高、27695円付近だが、これが後場まで保って陽線になってくれるのかどうかが肝心だろう。
今日も今日とて後場に下がって陰線で引けるとなると、いよいよ明日のSQで終わりか、という考え方もしたくなるものだ。
もちろん、ここで期待通り、というか、期待はそうしてもいないのだが、反転する可能性もある。
ただし、来週は月の後半戦となり、需給も変わってくるタイミングで、23日は休みとなるため、月内最終まで四日立会となるのだから、のんびり構えてもいられない面々もいる。
ここから買い上がっていくという意思の強い投資家がいるとしたら、それはそれでありがたいが、全体的に考えたら、どうにも動きづらい環境になりそうに思えるのだが。
いずれにしても近そうで遠い28000円が、結局夢に終わる可能性も視野に入れつつ、準備はしておくべき最後の日になるかもしれない。
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