ダウは4連騰だが昨晩はほぼ変わらずで引けた。
決算に備えた動きという見方があるが、需給が改善していることも1つの要因だろう。
1月からSQまでの間の取引が一体何だったのかと思えるような動きだが、これであく抜けしたと考えると納得もできる。
ただし、この後は実際の業績に沿った動きになるとしたら、昨年10月のような急激な上昇は考えられず、緩やかな上下にしばらくはなってくれそうだ。
窓を開けつつ窓埋めが続く日経平均
方や日経平均は、1月18日の急騰から1日だけ押した後4連騰、とこちらも一気に挽回した格好だが、今日は流石に調整色が強く出そうだ。
12月の窓を埋めつつ、現在も窓を開けながら上昇という格好で、ダウとは違ってどうにも落ち着きを見せそうにない日経平均だが、27400円台から上は28000円が見えてこないと難しいため、一旦ここで調整に入ってもおかしくはない。
ただ、今日は気をつけないと週末となる明日で一気に気が変わる可能性もあるため、特に後場の動きには注意が必要だ。
理想は昨日の陽線の半値押しくらいで止まってくれたら、詰まるところ27300円付近といったところだろう。
全値戻しとなると窓の上限に触れることになるので、先に直近の窓埋めに走ってしまった場合は再度27000円割れということにもなりかねなく、月末の最終売買日でもある明日に備えて、今日はだいぶ気を使う1日になりそうだ。
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