ダウは年初の位置で中期横這いか
週末のダウは反発、330.93ドル高の33375.49ドルで引けた。
ただ、市場の反応はそれほど良い受け止め方はしていない様だ、とはマスコミの記事から伺える。
やはり企業業績に対する中期的な味方はあまりポジティブではなく、金利も止まるとはいえ4%台は負担も大きい。
失業率は今のところ比較推移はしているものの、給与水準は高止まりから更にの様子もあって、企業負担も相当だろう。
家賃、賃金、ローン支払い、物価といずれかが崩れ始めると、一気に傾きそうな気がしてくるのは少々心配のし過ぎかもしれないが、少なくとも徐々に米国経済がリセッション入りし始めてもおかしくはなさそうだ。
日経平均は独立独歩できるか
週末先物のナイトセッションが引っ張ったおかげで、今朝の日経平均はプラスで始まっている。
寄付き前の先物のチャートでは、26910円と先週の高値に達しているが、寄付き後も高値更新には至っていないようだ。
大きく窓を開けての週初となった日経平均だが、やはり心理的節目である27000円が最初の関門となる。
ここを抜けてこないと結局はNYと一緒くたの動きが続くことになり、辛い1月後半となるだろう。
そうでないとしても、今週後半は月替わり前のドレッシングもあり動きづらくなるだけに、抜け出すなら早いうちが良い。
そうでなければ先日も書いたが、2月頭に向かって調整が入る格好になるため、ここが最後の逃げ場となる可能性も否めない。
持ち玉は調整しつつ高値掴みに要注意、と言った月曜となるだろう。
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