債権利回り低下でテクノロジー系が上昇
昨晩のNYは三連騰となり、ダウは75日移動平均線を抜けた。
消費者信頼感指数が予想を下回り、国債の利回りが低下したことから、マイクロソフト、Apple、メタなどのテクノロジー系が買われたこともあり、ダウが337.12ドル高の31836.75ドルとなった。
NASDAQの三連騰は9月9日以来となったが、ダウやS&P500と比べるとまだ位置的に戻りが弱い印象だ。
ともあれ、8月中旬からの下落基調に歯止めがかかるかどうか、今週の動向が気になるところだ。
一方のダウはSQを超えた今週から順調に値を伸ばし、75日移動平均線を抜けて足元固めとなりそうだ。
チャートには米市場のSQをマークしてみた。
月によってSQ間の営業日にだいぶ差があり、9月〜10月の場合は24営業日だったが、10月〜11月は20営業日で平均的な日数になっている。
7月〜8月期は一方的な上昇となったが、果たして今ピリオドはどうだろうか。
11月はヘッジファンドの決算など荒れる要素が多いのだが、少なくとも今週はこのまま伸びていってほしいところだ。
先物主導で日経平均も75日移動平均線抜けへ
ナイトセッションの225先物は27520円で引け、75日移動平均線を抜けてきた。
日経平均もそこに鞘寄せする形になれば、天井に見えていた75日移動平均線を抜くことができそうだ。
問題は週後半の動きで、そこでダレると来週以降厳しくなってしまうので、明日明後日の二日間を無難に過ごすためにも、今日はしっかり値固めとなるような動きが欲しいところだ。
今日75日移動平均線に届くとして、その後の動きが重要なのだが、次のSQまで12営業日とそれほど多くないので、一方的な動きとなるか、一瞬で終わるかといったところだ。
できれば月内を上手くやり過ごしてくれたら次のSQまで保てると思うのだが、今週はその試金石となるため、崩れずに週末を迎えてくれたらと思っている、。
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