100ドル高のダウをどう捉えるか─日経平均は後場が鍵

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昨晩のNYは反騰。

ダウは100ドル高で反発したかに思えるが、チャートでは意外に横這い。

ダウ 日足

ちょうどトレンド連中上限の縁に沿って動いているように見えるので、このままならが緩やかな下落が続くことになる。

2月のSQ前が似たような感じで、3月を除くと昨年末からSQの3日前くらいから下げ始めているのだが、だとすれば明日の晩からになるだろうか。

いずれにしても高値付近で天井を形成しているように見えるので、先行きはなんとなく予想できる気がしている。

つい下値の計算をしてしまいたくなるのだが、三日で1000ドル以上は平気で下げてくるので、今晩あたりで手を打っておくべきかも知れない。

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日経平均は高止まりするにしても後場が鍵

225先物のナイトセッションは28600円で引け。

225先物 日足

日足だけ見たら下髭の陽線なので期待しがちだが、チャートの位置としてはNY以上に高値を意識する位置なので、これは抜けたらゴールなのか抜けずにゴールなのか、と考えたくなる。

いずれにしても28800円台が目先の目処で、そこを意識しての動きとなりそうだ。

日経平均 日足

現物の方は、昨日書いた範疇の動きだった。

ほぼ十字線に近い形だが、やはりこの形は3月のSQ付近を想起させる形でもあるので、そろそろ、と思いたくなる。

既にトレンドレンジは上抜いているが、オーバーシュートの範疇でもあるので、これがこのまま継続するかどうかは怪しい。

鍵となるのは後場の動きで、ここでもう一丁上にいくには後場の買いの入り方が重要で、少なくとも売に押されるようだと辛くなる。

短命であるとしてもせめて明日くらいは保って欲しいのであれば、今日の後場にだれる様だと明日保たない。

上値目処は先物からもわかるように直近高値だが、そこにどれだけ近づけるかの違いではあるのだが、少しでも上に行ってくれた方が逃げやすいしその後の仕掛けもしやすいというものだ。

今日は高値更新を少しだけ期待しつつ流れを見ていくことにしたい。

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