【9104】商船三井─配当取りに加えてバルチック海運指数の戻りも手伝って半年ぶりの高値

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商船三井が久しぶりに窓を開けての大幅上昇で、昨年9月の高値を半年ぶりに回復。

商船三井 日足

さて、ここからどこまでいくのだろう、というところで2月の月内最終取引日を終えた。

週明けからは実質月替わりとなるが、すぐに窓埋めして再上昇となるか、このまま窓埋め拒否して3800円まで一気に行くのか、はたまた2月の上昇を取り消すかのような下落となるか、週明けの月曜と火曜の動きが試金石となりそうだ。

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昨年10月からの上昇トレンドに戻れるかどうか

昨年9月は一方的に売り込まれていたのだが、10月になって底打ち反転、昨年末までは順調な上昇トレンドを形成していた。

その後は再度1月、2月と月初に底を打つような形で推移していたところでここへ来て一気に上昇となった。

ここまでの動き方から見て3月頭はこれまでとは違った動きになりそうで、そうなると、昨年9月の売りに対する出来高がどこまで買い戻しに転換してくるかで、上値も決まってきそうだ。

これはあくまで個人的な感だが、もう300円ほどの上昇余地はあろうかと考えている。

という自分の意見を踏まえると、8掛けとして240〜250円程度はまだ余地があるのではないだろうか。

うまくいったとしたら、昨年の高値、3880円も夢では無い。

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配当権利を取るのか取らないのか

23年3月期の配当は250円で、昨年9月の配当と合わせると年間配当が550円となる予定だ。

ここで考えるのが、配当落後の動きだが、やはり買値次第といったところだろう。

今から参戦するのであれば、配当取りは諦めて値幅で勝負だろう。

今年の1月末、昨年末、あるいは昨年の9末にうまく仕込めているなら、配当取りも良いのでは無いだろうか。

あくまで投資は儲けが一番、というのであれば、配当額と売却益を天秤にかけるべきだと思う。

ここまで見てきたと銘柄としては、そろそろ集大成としておきたいところだ。


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