昨晩のNY市場はダウ横這い、ナスダックは続落。

ダウはインフレ上昇のリスクとジャクソンホールへの期待感など入り混じった中方向感を欠き、k結果は16ドル高。
週末までそう大きく動くことはなさそうだ。
下げた場合も20日移動平均線を大きく割り込むことがなければ押し目として対処できる範疇と言える。
一方のナスダックは調整が続いた。

一時400ポイント超の下げを見せたもののその後は持ち直して結果は142ポイント安。
20日移動平均線に陰線の頭を引っ掛ける形でなんとか収まった格好だ。
今晩もう一段下げを見せた場合は週末にポジティブなニュースが出たとしても、戻りは厳しい区なるため、ここは踏ん張りどころ。
8月1日からの展開の様な形になるかどうか、今日明日の動き方に注目したい。
先物一時42560円をつけるも結果は100円安、日経平均は押し目買いとなるかどうか
夜間先物取引はナスダックの下落に沿った形で急落、一時42560円を付けるも結果は100円安の42820円となった。

結局は22日のジャクソンホール会議の発言に期待と不安を煽られる形になっている。
この下げが調整であってこの後週末にかけて戻せるのであれば良いのだが、大きな下げの予兆だった場合はかなり辛い下げになりそうだ。
一応下髭の陰線となっているため、このままざら場で戻してくれれば陽線となる可能性もあり、明日に繋がりそうではあるが、そこはざら場の日経平均次第といったところだろうか。
その日経平均は昨日続落、二日間で900円近い下げとなっている。

今日もう一段下げたとして、その後戻せるかどうか、押し目買いが入るかどうかに注目したい。
6月25日からの上昇トレンドなっている平行チャンネルの中央線が42500円台なので、先物同様そこまでの押しは容認できるものの、そこを下抜けると少なくとも今日は昨日の終値までの動きとなりそうだ。
逆にそこで踏ん張れるのであれば、大きな戻りは期待できなくとも43000円台復帰は期待もできるだろう。
いずれにしても決定権は明日以降で、今日は一旦止まるかどうかの確認の日となる。