昨晩のNY市場はまちまち。

ダウはプラス圏で始まったもののその後下落し、結果は224ドルの大幅安での引けとなった。
関税問題の不確実性とFRBの再構築に対する不安が主な要因として挙げられているようだが、今のところファンダメンタルズだけでこの動きを語るには難しそうだ。
イングランド中央銀行の利下げ決定とその経緯も多少は影響していそうではあるが、市場の課題はこれらの問題点による需給の悪化も影響していると思われる。
チャート的には5月23日からの平行チャンネルの上限に頭を抑えられている格好で、終値が20日移動平均線を超えていない点は少々問題。
このままだと再度60日移動平均線に引き寄せられることにもなるため、今晩の動向には注意すべきだろう。
一方のナスダックは73ポイント高で続伸。

アップルの1000億ドルの投資は3%超の窓を空けての株高となった。
ナスダック市場にとってはインパクトが大きかったようで、昨晩もハイテク部門の大きな牽引役となった模様。
陰線ではあるものの続伸となったチャートは一段上の位置となっている。
ただ、ダウ同様ファンダメンタルズだけでは語れない何かがありそうで、週末の需給も関わってくるため今晩は要注意といったところだろう。
先物は前日終値を割らず170円高、SQ越えの日経平均は続伸期待も高値決まりにも注意
夜間先物取引は安値が41010円と前日終値を割らないまま170円高で引けとなった。

NYの不安定な動きの中では頑張った方だが、これがSQ後の動きとなるなら、少し期待が持てそうだ。
とは言えこの時期は昨年急落していた時期でもあり、需給には不安が残る。
ネット注文が中心となった今、夏休みという概念がどこまであるかはわからないものの、参加者は例外なく少なくなっているはず。
そういった中で続伸となっている点は、評価したいところ。
日経平均はこれでSQ通過となり、続伸期待。

ただ、SQを越えてのゴール=高値決まりとなる可能性も残っているので、今日の後場は特に注意したい。
前場勢いよく上昇する可能性はあるものの、それが後場につながるかどうかを見極めたい。
終値ベースでは先週の高いところを抜けてはいないもののざら場ベースでは上抜けているので、7月23日の高値41342円や終値41171円が上値の目安になるだろう。
一方で下値については昨日の終値41059円と41000円の節目が目安になる。
今日はこれらをもとに上下どちらかに振れるかどうか、見極めた上で、来週を考えることになりそうだ。


