【朝の想定2025-1-29】NY上昇、先物340円高で日経平均は反発の予想―現物先物共に前日空けた窓埋めなるか

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昨晩のNY市場はダウが続伸、ナスダックも大幅な反発となった。

ダウ 日足

136ドル高で引けたダウはまだ上昇余力はありそうだが、昨晩から始まったFOMCの結果次第では向きが変わる可能性も無きにしも非ず。

今のところは利下げに対する思惑は織り込み済みで、今回は資金調達に関する記事がメディアで散見されるだけが、果たして予想通り何事もなく通過となるかどう。

昨晩発表された指標はまずますの結果のようで、どちらかというと市場はDeepSeekショックの跡片付けに追われていたようにも見受けられる。

ダウにとってはさして大きな影響はなかったDeepSeekだが、やはり巷の噂や記事を見る限り、中華製なだけはあるようだ。

正直どこから何を吸われるかわかったもんじゃないので、個人的には当面触れる予定はない。

ChatGPTはもちろん、GeminiやClaudAIなどもろもろある中で、わざわざ中華製のAIを利用する理由は無い。

君子危うきに近寄らず、だ。

さて、話がそれてしまったが、ダウのこの順調に見える上昇が、どこまで続くか、今日明日のFOMCが重要なチェックポイントとなる。

11月19日からの上昇トレンドの下限にそろそろ届きそうな位置まで来たが、このままこのトレンドの下限に沿った形で上昇を続けるか、あるいはそのトレンド内に乗せて動くのか、はたまたここで反転してしまうか。

今のところはさして大きな障害も無いように見受けられるため、良くて2つ目の悪くても1つ目の結果となるのでは、と思っているのだが、3つ目の選択肢となる可能性はまだ残っている。

FOMC内の発言次第で市場に疑念が生じた場合、ここまでの反発に終止符が打たれることもありうる、とだけ頭の隅に置いておきたい。

ナスダックは大幅な急落から一転、大幅に反発。

ナスダック 日足

なんとか先々週の金曜の位置まで戻してきたが、空いた窓が埋まらない。

昨年12月16日からの下降トレンドの上限をわずかに突き破ったように見えるが、ここを明示的に上抜けないと再び下降トレンドに戻ってしまう。

折しもその前の11月15日からの上昇トレンドの下限にも触れており、ここが分かれ目となりそうだ。

今晩きっちり上昇して窓を埋められたら、今度こそ高値更新も見えてくるのだが、DeepSeekもそうだがAIや半導体関連の行き詰まり感が払しょくされないと、なかなか難しそうだ。

DeppSeekがNVIDIAの半導体を使っている、という記事も散見されているが、この点を米国が放置するとは思えず、火種はくすぶっていると言えよう。

そう考えると素直に上昇が続くとも思いづらく、FOMCとは別の問題として考えておくべきだろう。

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先物340円高で先日分の下げはほぼ吸収も、日経平均の反発は一時的となる不安

昨晩の夜間先物取引は340円高、39410円での引けとなった。

日経先物 日足

よくよく見れば、火曜日の日足は30円ほど窓が空いており、これは先物のチャートでは珍しいことなのだが、今日はその差30円の窓を埋められるかどうかが1つのカギになりそうだ。

週末のざら場の終値が安値でもある39480円、これに対してその日の夜間先物の高値が39450円。

この間隙をこの後のプレオープニング含めた時間で埋めるのかどうか。

あっさり埋めていくなら週末の高値と月曜の安値の半値戻し、39635円が次の目標になるが、おそらくそこを達成して戻していくことになるだろう。

一方でここが戻り天井となる可能性もあり、そうなると月末に向けて下げていくことにもなる。

今週は今日が月内最終売買日、来週は三日新甫の2月入りでSQもある、となると、ここで再度方向が変わる可能性もあるので要注意である。

さて、そんな先物の動きを受けての日経平均は一旦反発となる。

日経平均 日足

その上で日経平均も窓を埋められるかどうかというところに差し掛かることになるのだが、こちらの窓も72円ほどとそう大きくもないのだが、金曜の安値が39520円と先物のそれよりも若干上にあるため、今日はそこまで伸ばせるかどうかが最初の関門となる。

これをクリアして39677円を上抜けることができるなら、その次は39806円が上値の目安になる。

今日はこのレンジに入ることができるかどうかが週末までの方向性を決めるポイントになりそうだ。

一方、前日の高値39448円、あるいは窓の下限となる39520円を抜けて行けないとなると、上値が頭打ちとなって反落し、39200円前後まで下げてしまうことになる。

そこから更に下抜けてしまうと再び39000円を挟んど動きとなるため、先行きは不透明なままBOX相場が続くことになりそうだ。

今日はその分水嶺に差し掛かったと考えても良い日なので、特に前場のスタートダッシュがあるかないか、これを確認したいところだ。

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日経先物時間帯別強弱

  • 5分足 370円~420円のボックス、下抜けると290円くらいまで
  • 30分足 300円~420円のボックス、下は200円まで、上は570円、680円まで
  • 時間足 300円~410円のボックス、下は220円、110円、上は580円、670円、800円まで
  • 4時間足 38860円~39480円のボックス、上抜ければ580円、830円、下は38830円、38750円まで
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