週末のNY市場は反発。
ダウは終値ベースでの史上最高値を更新。
上髭ながらもまだ上昇の可能性を残しているといえる。
今週は指標の発表が明日のISM製造業景況指数、週後半には雇用者数や失業保険申請数など目白押しで、この上昇の気配がどう変わるか注目したい。
ナスダックも反発。
まだ史上最高値更新までは少々遠いが、まだ上昇継続の余地は残っているといえよう。
ダウのように高値更新まで持っていけるかどうかは微妙だが、今週乗り越えられればもしや、というところ。
FOMCの利下げについては大分織り込まれていると考えているが、それでも期待値の変動には注意が必要だろう。
半導体部門の動きも不安定なため、急落もありえるので、臨機応変に対応したいところ。
先物横這いも上髭で日経平均は重い展開、38000円死守できるか
週末の夜間先物取引は10円安とほぼ横這い。
移動平均線に頭を押さえられた格好での上髭は、少々重い展開が想定される。
120日移動平均線を抜けていけないと下落する可能性もあるため、前場の寄り付きからの動きに注意が必要だろう。
38000円を割ってくると少々分が悪くなる。
こうした中、日経平均は朝から重い展開が想定されるが、一方で配当還流や月初の動きもあって、買い方優勢な時間帯もあると考えれれる。
その上で、重い展開から38000円を割ったとしても、37800円台後半から再び戻ってこれるかどうかがカギとなるだろう。
ここをさらに割り込むと、戻ってきても下落パターンが確定しやすい。
一方、120日移動平均線の38279円を抜けて行けるなら上昇もしくは横這いで済みそうで、寄り付きからの前場の間は最低でも38000円死守が目標となる。
その上での上値目標は38500円台で、抜けて行ければ移動平均線の上に出るので、かなり楽になるはずだ。
もちろん引けの段階で抜けていれば、というのが理想なのだが、今日はそこまで強く動けるかどうか、不確定な部分もあって留意する程度にとどめておきたい。