昨晩のNYは続伸で史上最高値更新が続いている。
ダウは304ドル高で、昨日は叶わなかった終値ベースでの44000ドル台で引けとなった、
上髭を出しながらの陽線は少々心許ないところもあるが、それでもこれだけの前日比で上昇が続いているのは驚異的だ。
10月15日までのトレンドを再度続けているような形に見えるが、ここからは少しペースが落ちるのではないだろうか。
今週はCPIやFRB理事たちの講演も控えている中で、ポジティブな環境が続くかどうか、確認したいところだ。
ナスダックも陰線ながらも小幅高で引けている。
こちらも史上最高値更新。
陰線ではあるが下髭が出ていることから、もう少し上に向かう可能性がありそうだ。
半導体部門やAI関連は冴えないが、トランプ効果でテスラなどの銘柄が恩恵を受ける可能性があり、まだもう大統領選挙の影響がしばらくは続きそうだ。
先物80円高、日経平均は重いながらも上昇続く見込みに
夜間先物取引は80円高、39630円での引けとなった。
一時39810円まで伸びたものの結果は小幅高に終わっている。
まだ先週木曜日の範疇を脱していないのだが、ここまで頑張ったのだからもう少し上げ余地はありそうだ。
とは言え順風満帆ではないのは明らかで、今日あたり、上抜けいていかないと週後半が苦しくなっていきそうだ。
日経平均はそれらを受けて重い展開になりつつも上昇となりそうだ。
先物の終値から、寄り付きは買い優勢となりそうだが、その後は下げる展開が想定される。
その上で、戻って39600円台を上抜けることができるなら、上昇の可能性も出てくる。
やはり39800円台に届くかどうかが最初の目安で、これを抜けていければ40000円まで値を伸ばせるだろう。
そこまで行けば上等で、そこから上は一足飛びには難しい、というのが今の所の想定となる。
一方で、39300円を割り込んでしまうと勢いが削がれるため、戻りが鈍くなってしまいそうだ。
後場に39500円を抜けてこれない場合は、逆に昨日の朝の想定が再度当てはまることになるので、今日は下げ渋るかどうか、戻りがきっちりあるかどうかの確認をしたい。