昨晩のNYは戦没者追悼記念日で休場。
30日のGDPまで目立った指標の発表もないので、今日、明日は空白の時間帯になりそうだが、その間どう動くかは微妙な状況。
メディアの記事ではS&P500に対して「弱気にはなれない」といった微妙なものもあるが、これが短期的な話ではなく年内一杯を想定した話であれば、納得もいく。
何れにしても今週は分水嶺になりそうなタイミングなので、月末に向けての動きに注視したい。
ナスダックも同様で、昨日も書いた通りNVIDIA1社でここまで支えていること自体が少々異常でもある。
高い位置での推移が続いているが、決して安泰という格好でもないので、ダウのような陰線がいつ出てもおかしくはないのだが、長くても来週末まで持ち堪えられるかどうか、といったところではないかと考える。
早ければ今週後半に崩れそうでもあるが、先に下がったダウが下げ止まるタイミングまでは持ち堪えるかもしれないので、今は静観がベストではないだろうか。
先物は50円高で小動きも、日経平均は39000円台に復帰
昨晩の先物夜間取引は50円高、38980円での引けとなった。
今日はこれを引き継ぐ格好で上昇していく想定となる。
先物のチャートでは39300円台まで伸び代がありそうに見えるが、現物はどうだろうか。
先週木曜の高値39129円まではいけそうに見えるがその上となると少々重くなりそうでもある。
NYの休場後の相場なのでいく分自由度は高そうだが、やはり39400円台までが上値目処ではないだろうか。
寄り付いてから一旦昨日の高値付近まで押してから再度上昇するなら、先の上値目処もあり得そうだ。
一方でその勢いが持続できるなら、下値はそう下がらないと思われるが、39000円前後で前場もたついてしまったり、10時を過ぎて39100円台から下げ始めてしまうと、後場は再度39000円を割り込んでいく可能性もある。
その場合、引けまで保つかどうか微妙で、最悪の場合は陰線となり、20日移動平均線の38600円台付近まで下げる可能性もある。
これは極端な話なので今日のところはまずないと思われるが、明日の月内最終売買日を先に流れが変わる可能性は高いので、今日高ければ明日以降は少々用心しておくべきと考えている。