昨晩のNYはまちまち。
ダウは196ドル安と反落。
インフレ目標の2%への道のりについては昨日のFRB理事たちの話をまとめると、軌道に乗っているもののまだ安心できないといった見解かと思われるが、そう言ったこともあっての動きに見える。
急激な下落にはならないだろうがここで陰線が出て下げてきたのは少々気になるところ。
まだ踏ん張るチャンスはあるので今晩と明日の晩の動きに注意したい。
ナスダックは108ポイント上昇。
利下げよりもNVIDIAの決算の方が優ったようだが、そういう意味で素直な動きとも思える。
22日水曜の引け後に発表するとのことだが、これがゴールなのかスタートなのか、はたまた一瞬で終わるのか、こちらも注視したい。
総じてNYは天井となるかどうか、今週が分かれ目といったところではないだろうか。
先物150円高、日経平均は続伸の想定
夜間先物は150円高、39220円での引けとなった。
昨日、一転して上昇し39000円を上抜け的たのは想定外だったが、上髭も長く買い戻しが中心だったのではないだろうか。
それでも夜間に崩れることなく前日の上髭の位置に止まっているので、今日その上髭を抜けることができるなら今週は上昇が続くと考えて良さそうだ。
先物の昨日高値は39460円なので、これを抜けて来ること、その上で、日経平均は39500円台に乗せることができるなら、今週一杯、少なくとも木曜くらいまでは上昇が続くのでは、と思える形になる。
上値の目安は今日時点の平行チャンネルの中央値39540円付近と、3月上旬に引いた平行チャンネルの下限39640円付近が目安。
一方で髭の範囲を抜けきれない場合は39000円割れが最初の下値目安だが、買い戻しが残っているなら下げてもそこまでではないだろうか。
難しいのでは、と思われていた反発がたった1日で終わることは少々考えづらく、もうしばらくは続くのではないか、というのが本日の想定になる。
需給の都合もあるので昨日反発したことによって今週は一旦上昇傾向が続く可能性は高いのではないだろうか。