昨晩のNYは続伸、S &P500が史上最高値を記録となった。
短時間で調整終わりといったところだが、普通に考えればここから再度、高値更新を狙う事になる。
ただ、週末なのでここで一旦達成感も出てきそうなところでもあり、判断は難しい。
横這いでやり過ごせるのが一番良さそうだが、市場がどう判断するかといったところ。
何れにしても20日移動平均線を割ってこなければ、上昇傾向は継続可能だろう。
ナスダックも続伸となり、再度16000ポイントが視野に入ってきた。
並行チャンネルの上限を足がかりにして進んでいけそうに見えるが、指標や利下げ話の波をうまく乗り切れればチャンスはあるだろう。
今晩の結果次第では、来週半ばには再度高値チャレンジの日が来るかもしれない。
先物430円高で日経平均は史上最高値を臨む形に
昨晩の夜間先物は430円高、38570円となった。
上放れた格好になったのはいいが、ここから更に300円ほど上昇できるかどうか。
日経平均は終値ベースの史上最高値38916円と、ざら場ベースの38957円を視野に入れる事になる。
仮に窓を空けての挑戦となった場合、ざら場で更新はしても引値で達成できなかったとなると、一気にゴールとなる可能性もあるし、達成できたとしても、週末ということもあって、達成感で後が続かなくなる可能性もある。
そういったリスクも考えつつ、今日は史上最高値更新という目標を掲げて相場が始まる事になる。
上値の目安はもちろん、38957円のざら場高値だが、39000円という切りの良い数字も考えておきたい。
この39000円をも抜いていけるのであれば、ゴールではなく、スタートラインという考え方も出来なくはない、と思うのは少々都合が良すぎるだろうか。
一方で達成感から反落して行く可能性もあり、早い時間帯からそれが起きてしまうと、週末ということもあって加速して行く事になる。
その場合は下値目処は難しく、勢いに任せて先日の1000円高の意趣返しのような形も想像できる。
といっても、高値更新からの1000円安であれば、昨日の終値付近でもあるので、そう悲観することでもないのだが、心理的に、ゴールなのか継続なのかはかなり違うので、結果次第で来週の動きは大きく変わって行く事になる。
まずは寄り付きから30分、その後の10時以降の動きを見て、市場がどう判断しているか、確認していきたい。