昨晩のNYは続伸。
ダウは159ドル高、37371ドルと、終値ベースでもざら場ベースでも直近の高音に肉薄して取引を終えている。
このまま29日まで突き進むのだろうが、29日かその前日に押す場面は恐らくあると思われる。
それも大きなものではないと想定されるので、年内は行った行ったに近い形で締めくくることができるのではないだろうか。
年末に新値を取ると、年初はいきなり、というパターンも想定されるのだが、来年のことをあれこれ言っても鬼が笑うだけなので、ここは素直に年内の上昇を期待しておこう。
ナスダックも続伸。
こちらは直近の高値を更新して、年初来更新となっている。
上値余地はダウよりもあるのだが、この上には2022年1月12日の高値15319ポイントがあるので、まずはそこまで届くかどうか、と言ったところだろう。
400ポイントほどあるので、年内どうかとも思うが、一旦、そこまでは頭に入れておきたい。
なお、ダウ同様、大きな調整が入るような格好にはあまりならないと思うが、横這い揉み合いがダウよりも少なかったので、ナスダックについては少し気を付けていたい。
夜間先物33430円、日経平均はようやく先日の窓埋めとなる
先物が33430円での引け。
これで概ね戻るべきところまでは戻ってきたので、ここから短いが、大納会に向けて最後の追い込みとなるか、と言ったところ。
これを受けての日経平均は、漸く4度目のチャレンジで窓が綺麗に埋まる事になるだろう。
掉尾の一振とはよく言ったもので、今年もそれが見られるかもしれないが、何れにしても大きな下げはそうないだろうから、そこはNY同様、大納会までは概ね安心して見ていられそうだ。
今日の上値目処は20日の終値33675円と、その上となるならその日のざら場高値33824円、あるいは11月20日の高値33853円あたりだろうか。
もっと行く、というのは少々図に乗りすぎだが、34000円台も見え始めるのではないだろうか。
弱気は今日はあまり要らないと思うが、下値は昨日の高値付近、33300円台で、多少の滞留時間があるかもしれない。
それ以上の下げは恐らくないだろう、と今日は言い切っておく。
年末に向けて参加者が徐々に少なくなってくるので、閑散に売り無し、の格好になっていけば安泰と思われるが、どうだろうか。