週末の日経先物が32880円と買いの圧が表れていたため、今朝はそれを受けて窓を開けてのスタートとなりそうだ。
恐らく前場で押す場面があって、そこで寄り付きに空けた窓は埋められるはずで、それが寄り付いてすぐなのか、9時半や10時前後になるのかは、参加者の意識次第だろう。
この上昇のチャンスにノリノリなら窓埋めは遅れるし、懐疑的ならすぐに埋まることになる。
どちらかと言うと後者の動きの方が、後々勢いが増していくのだが、そこまで都合良く動かないのも相場なので、期待し過ぎは禁物だろう。
そう考えると、朝の飛び乗りは要注意となる。
33000円が最初の上値目安
まずは33000円を目指すことになるのだが、そこまでは誰もですぐに思いつくはず。
ただ、その上となると勢いが必要で、33000円飛び台から先は、先物含めて流れを決める買い物が入ってこないと簡単にはいかないだろう。
33100円台まで行くと、過去の高値ラインの33187円が見えてくるので、今日の目処はその辺りまでではないかと考えている。
これをも抜けて行くなら、一気に33300円台になるのだが、そうなるとこの上昇は週半ばで折れてしまう可能性が出てくるの、気持ちとしては今日は控えめにお願いしたいところだ。
下値は先にも書いた通り、昨日の高値32598円で、朝空けるであろう窓を埋めてくれさえすればいい、という発想。
若干下回ったとしても、戻ってきてれればいいので、あまり意識はしないでおく。
ただ、戻ってこなかったときは、後場の想定を修正する必要が出てくるので、今日は底打ちのタイミングに気を使うことになりそうだ。