週末のNYは続落。
ダウは286ドル安、33118ドルと三日連続の大陰線となっている。
昨日の朝の想定の中でも書いたが、ここまで来たらな33000ドル割れで一旦底打ち、というのが恐らくベストな形になるだろう。
そこで止まらないともう一段の下げが必要となるため、32600ドル付近まで待たないとならず、そこまで行ってしまうとまた戻りがキツくなっていつまで経っても落ち着かない相場が続くことになる。
ここは多少なりとも反発して株価の動きが調整されればと思うのだが、どうだろうか。
ナスダックも流石に耐えられなくなったようで、一気に9月の安値ラインまで到達。
ダウ以上にここは踏みとどまって欲しい位置で、月曜の動向が気になる。
幸と言えるかどうかわからないが、240日移動平均線が12900ポイント付近まで上がってきているので、ここを下支えにできたらいいのだが、それが無理だと12700ポイント辺りが次の目安になりそうだ。
来週は米国市場も底打ちなるか、という正念場になりそうだ。
夜間先物が31000円で終了、日経平均は月曜に底を打てるかどうか
夜間取引の日経先物は31000円の安値引け。
これは来週月曜に下駄を預けた格好で、やはり週明けはどうしてももう一段だけは下げが必要になりそうだ。
先物のチャートでは30620円が過去の高値ラインで支持線となりそうだが、現物の方はもう少し事情が変わってくる。
31000円を割れるならまずは30795円のラインが支持線として見えるのと、下降トレンドレンジの下限も近い位置なので、目安は30800円割れが妥当だろう。
問題はこれが底になってくれるかどうかで、無理ならば240日移動平均線の30400円台までとなる。
できればそれは避けてもらいたいのだが、そこは月曜の相場次第だろう。
月曜中に底打ち反発、と言うのは無理があると思ってはいるが、仮にそうなったとしたら、上値は金曜の始値付近まで、31160円辺りまではあってもいいだろうか。
その手前に31100円の節目もあるのだが、何れにしても今の段階ではあまり上値は期待しないでおいた方が良いだろう。
少なくとも月曜前場を見るまでは、何とも言えない。
仮に月曜が思った通り底打ちで終わるなら、来週は火曜以降で底打ちからの反発となるだろうが、上値は31500円付近までで一服となる形が望ましい。
また2〜3日で一気に1000円以上も上げられてしまっては、週末まで持たない相場になってしまい、いつまで経ってもこの上下激しい動きに振り回され続けることになる。
まずは来週こそ落ち着いた相場に戻って欲しいと思うのだが、どうだろうか。