前場の日経平均は529円安の31786円で引けとなった。
5分足でみたところ、高値は寄り付き直後でわずかに32000円に届かず、その後は9時半の再度上昇はしたものの高値は取れず、10時からは頭を押さえつけられたような格好で進んでいる。
後場も一度は高値伺いがあるかもしれないが、13時以降、あるいは14時以降に反応が薄くなり、次第に下げが広がっていく可能性がありそうだ。
地政学的なリスクがだいぶマスコミを賑わせているようだが、実際のところディフェンシブに傾いているのは事実で、10月の難しい局面をさらに難しくさせているように思える。
ただ、思っていたほど下げていないという点もあって、意外にそこは浅いのかもしれない。
目安は31500円が下値、値は32000円と朝と変わらず
上下値幅があまり広がらないまま後場も進行しそうだが、広がるとしたら下方向を考えている。
120日移動平均線の31537円付近を目安に下値は考えておきたい。
上値は前場高値のあたりで、32000円が丁度のところ。
これを上下どちらかにブレイクするようなことがあるなら、それなりの材料が出た、あるいは出るということになるので、その際は情報収集にあたりたい。
500円安の日経平均を見ても驚かなくなったのは自分としても意外だが、株価から考えると2%にも満たないのだから当然だろう。
やはり2万円台の頃とは少々違うと言える。