週末のNYが反発して引けたことで、土曜日朝の225先物は金曜の引け値+290円の27480円となった。
これを受けての今週の日経平均は、どうなるのか。
週末にはSQを迎える今週だが、その翌週のNYのSQが気になるので、個人的には短期トレンドで反転、という予想をしている。
急上昇しているNYのゴールは2週後
週足で見るダウは、8月のSQで天井を打った後に下落を始め、9月のSQ通過後に10月に入って急反転を始め、一時33000ドルに到達し、全戻しまであと700ドルの位置にまで戻してきた。
残念ならが11月に入って反落はしたが、押し目の格好でこのまま再度反転してくるとしたら、NYのSQまでに33200ドル付近が目安のなると考えている。
ただし、そこまでの道程が日経平均へ影響するため、結局NYの様子伺いが必要になるため、予想が難しいところだ。
先週の高値を抜けるかどうか
そんな制約のある日経平均だが、目先は先週の高値、27692円を早いうちに抜けられるかどうかが今週のSQまでの上値予想に繋がる。
個人的なトレンドレンジの今週の上限が27661円だったのだが、これをザラ場で僅かに抜けており、先物の方はすでに短期上昇トレンドができているように見えるので、現物指数のトレンドレンジはもう古いかもしれない。
225先物の日足チャートではすでにトレントレンジの中央付近まで来ているので、75日移動平均線の27570円を目前に控え、これを足がかりにできるなら、もう一段上も夢ではない。
ただ、SQという性格上、ゴールとなる可能性は否めないので、来週に関しては全く未知数となることは肝に銘じておきたいところだ。
仮にNYが順調に伸びていってくれるなら、それに乗じて日経平均もというケースもあり得るかもしれないが、今のところはSQまでの短期上昇トレンドを期待する程度にしておきたい。
となると目標は現物指数の日足チャートから拾ってくることになる。
まずは先の27692円があり、次に28000円というキリの良い値段、その次は8月中旬の窓の下限である28132円あたりが目標となってくる。
SQ値は先物のチャートから、28000円か28250円か、といったところまでは想像がつくが、全くもって当てにはならないので、場合によってはもう500円ほど上に行ったり、逆にここから再度下に振らされる可能性も無きにしも非ずなので、そこは一応頭に入れておきたい。
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