2023年7月27日の日経平均は222円高、32891円での引けとなった。
漸く動いたかといったところだが、ここまでの調整に入る直前の7月19日の高値付近で引けたのは偶然だろうか。
いずれにしても、痺れを切らしてそろそろだろうと待ち構えていたところで動いてくれたのは良かった。
これで明日、何事もなければ一旦は上昇することになるだろう。
ただ、週明けにつながっているかどうかまではわからないのだが。
上値目処は33187円、33345円のライン
下値のことは一旦置いておいて、上を見ると先のバブル後の高値ラインが待っている。
一度はクリアしたラインなのでそう強い抵抗にはならないが目安程度にはなろう。
この2本のラインまでが明日の上値目処と考える。
実質月替わりとなる明日は動きやすいはずではあるが、週末でもあるので少々歪な形になりやすい。
まして日銀会合最終日でもあるので、前場と後場で動きが変わってしまう可能性もあるので、注意が必要だろう。
特に前場に期待感が溢れ出してしまうと、後場に入ってちょっとしたきっかけでそれが逆方向に向いてしまいかねないので、急上昇があった際には少し引いて確認した方が良さそうだ。
尤も、思った通りに行かないのも相場なので、下値の確認をしておくと、32720円付近が最初の下値目処で、その下は20日移動平均線の32632円付近となる。
今晩の先物次第なところはあるが、明日、720円を割って始まる形だと、あまり上値は期待できないだろう。
最も残念なケースの場合は32600円割れとなり、来週開けも暗いスタートになる。
今のところそのような気配は微塵も感じられないが、一応頭の片隅に置いておくとしよう。