ダウが12連騰で想定を裏切られた格好だが、どうもウォール街ではすでにFOMCは終わったかのような動きが出ている、とBloombergが書いている。
利上げも先が見えてここから攻勢に、ということらしいが、既に12連騰していてここからさらにどうするのか見ものである。
もちろん20連騰だってないことはないだろうが、こういう時に得てしてFOMCが終わったところでシュンとなることだってあるのだ。
一応警戒は必要。
確かにそれほどの過熱感は感じられないが、それでも昨年4月高値付近で減速しているのだから、ここから更になら抜け切って見せないとならないはず。
こんばんそれが見れるかどうかだろう。
できなければ最低でも35000ドル割れくらいの調整が入るべきで、その場合に1日で済むのか数日続くか、と言ったところ。
キリの良い月末で調整終わり、という虫の良い想定は少々甘すぎかもしれない。
ナスダックは底堅いイメージ。
先に調整が入った分、右肩上がり継続かと思われる。
夏相場はSQあたりまでとなることが多いので、まだ半月あるからここからが勝負。
勢い増すなら昨年のような動きも期待できそうだ。
日本市場は相変わらず重い展開を想定
これだけNYが賑わっているのを横目に見つつも、どうも日本市場はそれに乗れていけないようだ。
先物は小動きに終止して32620円の引け。
ある意味期待した押し目すらなく、まるで優等生が試験結果の発表を座して待つと言った様子。
このままだと表題の通り「上値の思い展開パート3」となりそうだ。
今日の日経平均が仮に重い展開が続くのなら上値は32800円まで、下値は32500円となるだろうが、何かの間違いで動く場合は32500円を割れれば32300円台だろう。
それ以上の売崩しが入るとなると何か他の要因が出てきたということになるはず。
逆にNYの勢いに今更だが乗るというのなら、33000円タッチはあっても良いのだが、そんな力があるなら寄り付きから行って欲しいところだ。
期待はしないで模様眺め、下げたら押し目買いを考えている。