2023年7月25日の日経平均は大引け18円安の32682円で取引を終えた。
今日も小動きに終始した1日だったが、今日は昨日よりも押しが深かった。
今晩のNYにもよるだろうが、ダウの11連騰もそろそろでは、と考えると、明日はもう一段押してくる可能性もありそうだ。
先物も昨日と似たような動きになるとしたら、今晩のNY次第で明日は少々低い1からのスタートとなりそうだ。
日銀待ちにそろそろ痺れが切れる頃
ここまで連日の小動きにそろそろ飽きも出てきたのではないだろうか。
閑散に売りなしとは言うものの、まだそこまで参加者が少ないわけでもなく、とは言え月末の需給調整は既に済んでいるので大きな動きがないのも頷ける。
ただ、日銀待ちの構えも二日続けば痺れも切れてくる頃なので、一旦動きが出てくるタイミングがそろそろではないだろうか。
今晩から始まるFOMCと11連投のダウというネタは、ともすれば売りのチャンスでもあるので、何かしら仕掛けがあっても良いだろう。
そういった意味で明日は少々キツめの押しがある頃ではないかと考えている。
夜間の先物の引けがいくらになるかでスタートが決まるだろうが、下値は十分余地があるので、32200円あたりまで押してきてもいい頃合いだと思う。
もちろん、無理に下げてもらう必要もないのだが、日銀会合後に売り仕掛けをするにはそれなりのネタが必要になるので、どちらかというとこのタイミングで油断している隙に、と考えても良いではないか。
仮に下げ過ぎたとしても32000円という支えはあるので、良い塩梅での押し目になるだろう。
戻りは二日かけても良いくらいのタイミングなので、ちょうど日銀会合の結果が見えてきた頃から再度仕切り直しも出来よう。
いずれにしても相場に飽きてきてそろそろ変化が欲しい頃合いなので、動きやすい方向は今のところ下になるので、そう言った腹づもりで明日を迎えようと思う。
ちなみに逆方向、つまり上昇するのなら、33000円が壁というも変わりはない。