【来週の想定】日銀金融政策決定会合を境に方向性が決まる─月末処分が先行した後、8月SQに向けて上昇

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2023年7月21日の日経平均は、186円安、32304円で大引けを迎えた。

日経平均(CFD) 日足

後場は結局、ダラダラと下げていって引け前に買い戻された格好。

日経先物も32260円での引けとなったが、ナイトセッションに入って急進し、32760円までつけて18時半現在で32600円台となっている。

これが週明けにつながるかどうかは正直怪しいのだが、行ってもせいぜい33000円手前までのことだろう。

やはり日銀の会合が終わるまではそこまで一気に方向性を決めて行けない、と思うのだが、それでも一方的な動きになるなら、何かしらの確信あってのことだろう。

一個人には全くわからない話だが、その答えは来週までお預けということになる。

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月末の需給先取りとなる週

月内最終が日銀会合の初日とあって、結果を待っていたら間に合わないので、先に処分がされるという認識で間違い無いだろう。

月末需給の先取りとなる。

既に一部処分が出ているかも知れないが、売りが先行しているのなら日銀がどうあれ買い戻しはされるだろう。

ここまでてYCC修正が本当にあると信じていたのなら、修正なしとなったら投げが出るだろうが、実際は口先だけであったり、売り仕掛けの文句なだけであったりするのなら、単なるイベント通貨で方向転換は容易だろう。

そうなると8月のSQまでの少なくとも1週間前までは再度上昇の期待が持てそうだ。

尤も、逆のパターンもなきにしもあらずで、その場合は32000円割れが必至となり、8月は厳しいスタートとなるのだが、8月の夏相場を考えると初旬に売り先行となったら後半戦の売り玉が無くなるので、買い戻しとなる可能性がある。

いずれにしても方向性が来週決まるので、それに対して8月第1週までは順張りで良いのでは無いだろうか。

上値は33500円、調子に乗れば34000円まで、下値は今の先物が眉唾なら32200円、そのままなら32500円までとしておきたい。

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