日経平均は窓を開けての上下─下げ相場の反発は意外に厳しそう

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週末のNYの反発は月曜の晩になって頭を抑えられた格好で、帰って日本市場には嬉しくない形になっている。

ダウ 日足

まだ半値戻しとまではいかないが、上髭が長いのはいただけない。

これを受けての日経平均は、今朝から窓を開けての上昇反発となっているが、全体的に下げ相場の中での、窓を開けながらの上下の連続は、正直辛い展開だ。

日経平均 日足

10時27分時点で26200円と、朝の高値から110円以上下げ、長い上髭の鍋ぶた状態だが、これが大引の時点でどのような形になるかで、明日以降の相場も想像できるかと思う。

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上値は限定的

移動平均線の遥か下にいるため、直接的な支持線や目処は見えないが、自前のトレンドレンジからは26400円そこそこが上限となる。

どこで再び短期上昇トレンドが始まるかはわからないが、今日明日は少なくともこのレンジの範囲内に収まるとするなら、明日は反落の予想も難くない。

ならばと今日は売っておこうかと思いきや、実のところ手持ちはほとんど去年のものだったりするため、今よりも高い位置での買い物が多く、売るに売れない状況、と言う投資家も多かろう。

新年早々ロスカットというのも嫌なものだが、こういう相場になると短期勝負しか見えなくなるため、判断は早め早めとするのも一つだろう。

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