昨晩のNYはダウ続伸、ナスダックは大幅続落といった結果。
9連騰となるダウだが上髭を気にしながらの上昇。
強引に昨年4月の高値35492ドルを取りにいくのか、SQの用事なのか、はたまたナスダックのリバランスのヘッジもあるのか。
テスラ1社でどうこうなるとも思えないが、IBM1社でどうこうなるわけでもなかろう。
SQ前の需給の為せる技かもしれないが、FOMCに対する警戒心がなさすぎるのもどうかと思う。
すでに織り込み済みだとしたら、逆にFOMC通過でゴールということもあるのだが、いずれにしてもSQ通過が転換点になる可能性は高いだろう。
一方のナスダックはやはりここで落ちてくるか、というタイミング。
流石にここまで急落するとは思っていなかったが、こうなると再度調整となるので14000ポイントは割れて20日移動平均線にあたりまで戻るかどうか。
そこで止まるなら再度これまで通りの方向性が維持できそうだ。
リバランスが終わって一段落となるかどうか、週明けまで結果待ちとなる。
高値も安値もこれまで通りの日経平均
昨晩の先物は32310円での引け。
反発は難しそうだが、下値目処はなんとかなりそうにも思える。
チャートだけ見ると31500円までありそうではあるが、32000円割れはあったとしてもすぐ戻ってくるのではないだろうか。
現物のチャートを見ると尚更そう思えてくるのだが、今日は週末なので売り先行となったらいったん32000円は近くなってくるかもしれない。
32200円の下値目処を割り込んだ場合はそこまで下がるのだろうが、そこで止まるなら32400円台には戻ってくれそうだ。
上値抵抗は昨日の終値付近、32500円で、これを抜けたとしても32600円から上に行くにはちょっと難しいだろう。
抜ければ32800円手前までは見れそうだが、その力が相場にあるかは怪しい。
週初の想定通りの範疇で、今日もこれまで通り変わらずの雰囲気で終始しそうだ。