昨晩のNYは反発。
ダウが212ドル高の33926ドルで6日ぶりに漸く反転となった。
ここをこれ以上下抜けると、という位置ではあったので、なんとか面目躍如といったところか。
経済指標の助けもあってのことだが、やはり月末の需給の流れも影響していると思われる。
利上げと景気後退の狭間でまだしばらくは揺れることになるだろうが、一旦ここで一息ついた格好。
このままの勢いで今晩も、となるかはわからないが、月曜の安値が底になってくれそうだ。
NASDAQも金利云々は置いておいて、景気に対するポジティブな流れがハイテク株の買いに繋がったと言えるだろうか。
こちらもここぞというところで反転してくれたのは大きいが、約2週間分の上げを帳消しにしているので、ここからの再スタートはこれまでよりも緩やかになりそうだ。
NYの次のイベントは月またぎの後のFOMC、SQという順番だが、その間の経済指標をもとにしながら再度右肩上がりを演じてくれるかどうか、できればそうあって欲しいという期待が持てそうなタイミングとなる反発だった。
先物が反発で32770円、日経平均も底打ち
さて、日経先物が32770円までで引けた昨晩だが、やはりNYのスタートに合わせた格好で上昇していった形になった。
20日移動平均線での攻防は引値でなんとか保っていたので、チャート的には綺麗な底打ちとなりそうだ。
あとは先日までのレンジ内に戻れれば、といったところなのだが、流石にそこまではどうだろうか。
尤も、現物の方はレンジ内を維持できそうで、その点少し気楽に構えている。
スタートが32700円台として、利食いも出るだろうから前場9時半までで押す場面はあるだろう。
押しても500円台後半かとは思うが、そこで止まってくれれば今日は上出来と考えて良いと思う。
そこから上はこれまでの下落を耐えたことに対するご褒美とでも思っていれば、上値はさほど気にならないだろう。
欲を言えば先週金曜日の陰線の1/3か1/2の位置、33000円かもう50円ほど上までの戻りがありがたいのだが、月内最終なのでどう流れるかは分かりづらい。
何れにしても今日反発で月替わりを迎えられるのであれば、月替わりから7月のスタートは、うまく行ってくれそうに思えるので、まずは今日しっかりと陽線を立ててほしいところだ。
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