休み明けのNYは続落。
ダウは245ドル安の34053ドルで一時34000ドル割れもあって、想定以上に売りが嵩んだ。
かろうじて先週の陽線の範囲内で引けてはいるが、もうしばらく調整入りの可能性が残っている。
直近の下髭2本を結ぶラインが下支えになってくれるなら、ここまでの上昇トレンドもなんとか維持できるだろう。
NASDAQは22ポイント安の13667ポイントで引けた。
こちらも上昇トレンド継続の目は潰れていない。
うまくトレンドレンジ上限に沿って行けるなら、再度高値更新も見えてくるだろう。
ただし、13600ポイント割れとなってしまうとしばらく調整入りとなりそうなので、今晩守り切れるかどうかが気になるところ。
今週のNYは、パウエル議長の議会証言が今晩と明日に控えているのだが、ここでの発言は次のFOMCへの指針とも捉えることもできそうなので、内容については押さえておきたい。
日経平均は調整続く、33000円割れ後どこまで
穏やかではあるが日経平均は調整を続けていきそうだ。
先物は昨晩、反発も期待されたりもしていたようだがそうはならず、とは言えずるずると投げ売られる様子でもなく33200円台から33100円台を経て33080円の引けとなった。
この形はもう少し押しがありそうに見える。
先物のチャートだけで言えば、先週火曜の陽線の半値押し、33760円付近まではあってもいいように見える。
場合によっては全値押しもあって、そうなるとレンジ下限に早くも到達してしまうのだが、そこまで調整が急がれるのであれば、今週はもう一段の下げも警戒しないとならない。
先ほどの先物の下値想定を現物に当てはめてみるとどうだろうか。
同じ先週火曜の始値が32638円なので、これよりは上での攻防と考えると、33800円程度までの押しと捉えられそうだ。
今日は33000円割れがあるかどうかが最初の関門だが、あっさりこれを抜いてきたら、次は33800円まで止まるかどうかになるだろう。
仮に反発なら昨日の終値付近がまずは最初の上値目処で、その上はこれまでの始値や終値、1990年の高値ラインなど、目処や抵抗となりそうなものは多いので、動きは少々窮屈になりそうだ。
週末や来週はまた違ってくるだろうが、今日だけを考えるとその程度の値幅での動きに終始する形になるように考えている。
期待を裏切る可動かは相場次第だが。
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