昨晩は戦没者追悼記念日でNY市場がおやすみ。
先物と為替のみの動きだったが、ダウ先物は74ポイント高と小幅の上昇。
NASDAQ100も70ポイントほどの上昇となっているが、債務上限問題に対する楽観的な見方が浸透する中で、まだ採決が通っていないことを理由に「もしや」という雰囲気がメディアで流れている状況。
確かにそれも一理あるのだが、やはり今の世界情勢の中で1度でも米国債デフォルトとなるとどれだけの影響を及ぼすかは周知の事実なので、それをどの様な理由にせよ反対に投票する議員は正直愉快犯以外何者でもない、と思うのだが。
何れにしても明日の晩に決まることなので、成り行きを見守るしかなかろう。
日経先物はほぼ横這い
ナイトセッションの日経先物は終値31280円とほぼ横這い。
先週末の勢い何処へ、と言った雰囲気だったが、肝心のNY市場が休みとあっては動くに動けなかったのだろう。
つまりは外資の都合のみというところだ。
これを引き継いでの日経平均だが、巷ではMSCIの入れ替え銘柄の話題もちらほら出ており、月末らしい動きがあちこちで見られそうだ。
先物の値段から、現物の方は一昨日と昨日にできた窓は埋まる算段で、あとはどこまで押すのか、というのが今日の考え方になる。
ここで天井形成なら31000円割れは必至、なのだが、ここまでの強さが再度出てくるならそこで思いとどまる事だろう。
後場に反転するなら強さ継続、逆に後場から下がる様だと漸く天井か、と言ったところになる。
上値目処は先日の高値までの間が妥当な範囲で、これをさらに上抜くならまたぞろ相当な上昇も期待できるのだが、流石にそろそろ弾切れではないだろうか。
と、これまで何度もそう言ったことを書いては反対方向に動いていたので、今回もこれがフラグになれば、とちょっと内心思っていたりするのだが、果たしてどうだろうか。
ドル円の動きに注目
為替が不安定な位置で止まっているのが気になっている。
債務上限問題もあるだろうが、この後の雇用統計からFOMCまでの間に再度方向性が出てくるのだろうが、ともすれば円高方向にも向かいかねない位置なので、1つのターニングポイントとなりそうだ。
今日明日、週末とイベントクリア時の向きによっては142円まで駆け上がる可能性もあり、そうなると日経平均や日経先物への影響も出てくるので、注視していたい。
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