【朝の想定2025-3-25】またもトランプ発言でNY反発、先物370円高に─日経平均急展開で38000円再攻略へ

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昨晩のNY市場は反発、ダウは窓を開けての上昇となった。

ダウ 日足

またもやトランプ劇場のサプライズでハイテク中心に一気に買い戻された格好。

関税に関する制限をちらつかせて市場の買い気を呼び戻した格好になるが、このパターンがいつまで続くのかは正直疑問だ。

メディアの方ではS&P500についてかなり楽観的な意見が出始めているようだが、気を付けて読むと先々の米企業業績については難色を示してもいるため、懸念事項はまだ残っているとも言える。

トランプ大統領は自身も資産家であり投資家でもあるため、株価にはかなり気を使う面があるためこういったことがしばしば起きているのだが、今後もこういった発言に振り回されることはあるだろう。

とは言えそう何度も伝家の宝刀が振り回されてしまうと周囲も白けてくる可能性があるため、正直あまり楽観的にはなれない。

いずれにしても今回はこの上昇で、しばらくの間、特に関税が実際に施行される4月以降までは、これをきっかけに右肩上がりとなる可能性はありそうだ。

その場合は、60日移動平均線かその上の1月末からの下降トレンドの下限、43200ドル付近までの上昇は期待しても良さそうだ。

ナスダックも大きく窓を開けて反発。

ナスダック 日足

240日移動平均線を抜けて下がってきている20日移動平均線の上に顔を出した。

12月16日からの下降トレンドの下限もうわ抜いていて、ここで漸く戻っていけるかどうか、といった形になっている。

尤も、このまま下降トレンドの下限に沿った形で進む可能性はあるが、一旦は18500ポイント付近までの戻りを期待してもいいのではないだろうか。

今晩これを維持できれば、という条件付きではあるが、やっとチャートに動きが出てきた点は評価したい。

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先物370円高37720円、日経平均は一転反発上昇、38000円台へ

夜間先物はトランプ発言による米市場高、ドル高に合わせる格好で上昇、370円高の37720円での引けとなった。

日経先物 日足

20日移動平均線をしっかり上抜いているだけに、今回はもう一段の上昇を期待しても良さそうな形になっている。

240日移動平均線の37886円がその場合の上値目安になるが、その上には下げてきている60日移動平均線や120日移動平均線もあるため、それらに頭を抑えられる可能性もあり、ここから上昇しても短期的なもので終わる可能性は無きにしも非ずと言ったところ。

それでも、今日はこのままの勢いを持続していける可能性はあるので、そうなると権利付最終となる木曜までは期待しても良さそうだ。

これを受けて日経平均は再び反発でのスタートとなりそうだ。

日経平均 日足

先物の終値から推測すると37900円台後半となるのだが、まずは先日一瞬だけタッチした38000円台にしっかり乗せることが重要。

その上で、下がってきている60日移動平均線の38290円を目指すことになる。

上値の目安はこの2つに加えて、もう一段上の120日移動平均線の位置、38445円も頭の中に置いておくべきだろうが、今日1日でそこまで伸びるかどうかはこの後の展開次第といったところだろうか。

ここでの反発は短くて木曜まで、さらに続くなら、4月月替りかSQ1週間前くらいまでと考えられるが、まずは月内権利付最終日までを考えておくべきだろう。

少なくともこのまま円安がさらに進行することは、利上げを始めた日本経済に対する否定ともなりかねないので、正直あまり良い形とは言えない。

この後も上昇が続く場合は、慎重な姿勢で臨む必要がありそうだ。

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日経先物時間帯別目安

  • 4時間足 37840円を抜けていけるかどうかが重要、その上は38010円が節目に、一方で37500円を割ると一気に37300円付近まで下げ余地が残る
  • 時間足 37800円が最初の上値目安で、これを抜けると37870円が次の目標に、37590円、37540円を下抜けてしまうと再び弱気に戻る
  • 30分足 37830円が上値の目安、37630円を下抜けると一気に弱気に逆戻りする
  • 5分足 37740円を抜けていけると上昇継続、37690円を割ると37650円まで、更に割ると一気に下げて行く可能性が高い
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