NY市場はダウが続落もナスダックは反発となるかどうかという位置。

ダウはこの通り240日移動平均線にかかっている状態で、この後大引けを迎えた時点で下値を切り上げることができるかどうか。
仮に移動平均線の位置まで戻せるのなら、いったん踊り場を形成する可能性もあるが、もう一段下値をつけてからの戻りという形もあるのでまだ予断は許さない。
やはり経済指標の発表を待ってからの動きとなりそうなので、もうしばらくは成り行きを見守るしかないだろう。
一方のナスダックプラス圏に行ったり戻ってきたりといった状況。

この記事を書き始める時点ではプラス圏だったがここまできてマイナス圏に戻っている。
まだ下げ止まりとは言えない状況なので、そうなると週末まで、あるいは明日の晩の指標の発表を超えるまでは弱いままとなりそうだ。
下げ止まりの位置としては月足や週足の方がわかりやすいのだが、半年前の9月の位置まで下げているので、このあたりを意識することになりそうだ。
先物や安値をつけては戻しの繰り返し、引けは結局下げて終わるか
夜間先物取引は高値36920円、安値は36110円と上下の激しい動きになっている。

引けまでまだ少し時間はあるが、下げて36400円台、戻しても35600円台での引けとなりそうで、結局はマイナスでの引けとなりそうだ。
一応下値は切り上がってはいるものの、SQまでは何とも言えないので、この後落ち着くのは週明けになるだろうか。
早ければ金曜のざら場か限月の変わった夜間取引で底打ちとなりそうだが、まだもう少し時間がかかるので、その間、どこまで下値を伸ばすのか確認が必要だろう。
日経平均はこれを受けて続落も、先物の動きをトレースする可能性もあり、プラス圏での動きも見られるかもしれない。

前日の安値付近では買も入りそうなので、今日は昨日の長い日足の中での動きとなりそうだ。
ただし、昨日の安値35987円を割る可能性も無きにしも非ずなので、逆に割ってしまったらSQまでもう一段の下げがある覚悟は必要だろう。