週末のNYは動きがあったもののほぼ横這いと言っていい結果。
ダウは一時39000ドル台に乗せプラス圏で推移したものの引けは87ドル安と上髭長い結果となった。
明日と明後日の晩のFOMC待ちということもあって、動きづらい模様。
特にダウはここまで戻ってきているだけに、上抜けられるかどうか重要な週となりそうだが、それまでは窮屈な状況が続く事になる。
ナスダックも小幅安。
こちらは高値圏での推移が続いているが、やはりFOMCの内容次第で再度動意付くための待ち時間といったところだろうか。
ダウとは違って高値圏なので、このまま平行チャンネルの上限を支えにするか、再度割って落ちてくるかの二択となりそうだ。
何れにしても今晩は変わらず動きづらいかもしれないが、早ければ明日の晩には結果が見えて来るかもしれない。
先物20円高で横這い、日経平均はNYと日銀待ちで動きづらい
週末の夜間先物は20円高で取引終了。
想定では今日か明日には方向性が出るのでは、と考えていたところだが、もうしこし後ろ倒しになるかもしれない。
FOMCが11日と12日、日銀が13日と14日と並んでいる上にSQも14日と、非常に厄介な予定の詰まった週だけに、上下難しいところになる。
FOMCがタカ派的な方向に傾いた発言になるのか利下げに少し言及して来るのか、後者のようにも思えるのだが、その場合に素直にダウとナスダックが反応するかどうか、と言った側面もある。
それに対して日銀は恐らく、引き締め方向のコメントが出るのだろうが、実質的には金利については変らず、国債の買い入れ額の縮小といった変化球で来るのでは、といった憶測もあり、なかなか悩ましいところ。
そういったことを踏まえると、どちらもポジティブに捉えられればいいものの、ネガティブな要素として捉えられた場合は、大きく下げる要因にもなりそうだ。
仮に下方向に向かうなら、先週の安値の38000円割れは元より、4月の安値に向かってしばらく下げの続く日々になりそうなのだが、仮にそうだとしても、今日明日に限るなら横ばいで推移するのが関の山かもしれない。
何れにしても今日明日で方向性は見えて来ると思われるが、SQがあるため上げ下げは必至。
その場合は、SQに向けての方向性に対して今度はSQ後、日銀会合後に向けて逆張りで臨むべきかもしれない。
それが正しいかどうかは来週にならないとわからないが、兎にも角にも今日のところは静観する方が無難に思える。