昨晩のNYは反発。
早くも底を打ったような形になっているが、20日移動平均線を割らずに引けている点は大きい。
まだ油断はできないが、今晩続伸してくると再度上昇開始も可能だろう。
逆に、ここで息切れしてしまうとここから月の後半に入っていくので、少々調整が続いていく事にもなりやすい。
今晩の動きもまた重要になりそうだ。
ナスダックはダウ以上に強い印象。
こちらは多少なら再度押しても問題はなさそうな形でもある。
ただ、直ぐにまた高値をを意識しすぎると届かなかった時に失速しやすいので、ここは少しペースを落として進んで欲しいところ。
目安は並行チャンネルの上限付近に沿って行くことなのだが、実際はどうなるだろうか。
先物330円高で早くも底打ち、日経平均は強気変わらず
昨晩の夜間先物は330円高、38100円で終了。
初押しは買いの言葉通りの展開になりそうだが、この後はざら場の日経平均にバトンタッチとなるかどうか。
先物主導のままであれば寄与度の高いものだけの上昇となるが、ここからもう少し銘柄の範囲が広がって行くなら、上昇は継続出来そうだ。
下値の目安が37900円前後になるため、下げたとしてもここを起点にして踏ん張れるなら、38000円台は維持可能だろう。
上値の目安は38500円どころになるだろうか。
逆に37900円を維持できないと、再度、37600円付近まで下げる事になり、37500円を割ってしまうとその下の目安が37200円付近までとなるため、かなり勢いが削がれる事にもなる。
それでも先週末を含めた三日間の上げに対して1/3押しの範囲内でもあるので、そう悲観することもないのだが、一部銘柄だけの上下で市場が動き続けるのは健全ではない。
ここからは多くの銘柄が揃って上昇して行くべきなので、できたらそうなって欲しいと願っている。