2023年11月30日の日経平均は、165円高、33486円での引けとなった。
前場の安値からの切り返しは想定以上の動きだった。
これで月末としてはやれることはやった、という印象で、あとは明日の月初の需要に対してどこまで上値が狙えるか、といったところではないだろうか。
もちろんそれに対する利食いや反対売買はそれなりに出ることも予想されるので、上値はあまり高い期待を持つ事ができないが、状況次第では33800円まで届くことは可能だと思われる。
また、今晩の日経先物の動きも気になるところで、このあと、夜間取引で一気に上値を取りに行くのであれば、34000円タッチもあるかもしれない。
夜間先物次第
スタートの位置が先物次第ではあるので、引けの時点では期待度も高いのだが、これがどう転ぶかでガラッと変わることになる。
今晩33300円を割ってくると明日は上昇が難しくなるが、これが33700円台になると逆に一気に34000円を抜けていく可能性もあるので、明日の朝になってみないとわからない、というのが正直なところだ。
明日は月初と考えるなら、買い需要はそこそこあると思われるが、週末でもあるため高ければ売りも出てくるのだが、12月ということもあってその辺りが難しい判断になりそうだ。
SQまで時間も短いので、そういった意味でも短期間に一気に上値を取ってくる可能性は、念頭に置いておきたい。