2023年11月15日の日経平均は、823円高、33519円と大幅高となった。
ここまで上げなきゃ気が済まなかったのかと思うくらい、派手に上げたものだ。
流石に先物も引け後は少し売られてはいるが、今晩のNYは関係なく、明日は多少なりとも押すことになるのだろう。
そうでないならどれだけこれまでに売り込んでいたのか、という事にもなるのだが。
もちろん、買い要因が全くないわけでもないし、セクター別にみれば、エネルギーセクターと精密機器や電気機器といった、ここしばらく売られていたセクターでもあるのだが、それにしても買い戻し以上に買われている気がしている。
これが、中期長期での買いであるなら、今年3月から6月までの上昇のようにガッツリ上がっていくのだろうが、いかんせん、位置が高過ぎる気がしている。
そう考えるともっと短期的な目的での買いであると考えたら、月末か12月のSQまでの間に、反転してくることを想定しておくべきだろう。
いずれにしても、今のところはこのまま眺めながら付いて行くしかない。
押す前提なら33187円のラインまで
800円超の上げ幅なのだから、1/3押しを前提にすると、33250円付近が妥当な位置で、少しオーバーシュートしたら過去の高値ラインの33187円が支えとなってくれそうだ。
それ以上の下げは失速しやすく、今日の上げが幻となるのだが、そこは明日のざら場までわからない。
一方で、さらに上を狙うとするなら、9月高値の33634円は目の前だし、その上は7月高値の33762円があるのだが、そんなに急いでどこへ行く、といった塩梅で、全く想像できないのが本音だ。
今晩のNYと夜間の先物次第ではあるだろうが、あまりに急な動きには慌ててついて行くと怪我をしやすいので、ここは割り切ってほどほどに参加するのが良いのではないだろうか。