2023年10月5日の日経平均は548円高、31075円と31000円台を回復して終えた。
昨日の下げは必要だったかもしれないがあまりに下げすぎて一体何だったのかと思いたくなるような今日の戻り方だった。
朝や後場の想定では31000円がやっとかと思われたが、あっさり後場に31000円を抜けてきたのには正直拍子抜けだった。
ここまで戻るならそんなに売らなきゃ良いのにとも思うのだが、言っても詮無いのでやめておく。
戻り高値を取るなら31371円
今晩の先物なのか、明日なのかはわからないが、戻り高値を取るなら31370円まではあっても良いだろう。
それ以上はというと正直自信もないし根拠もない。
そもそもそこまで戻るかどうかも正直わからないのだが、昨日一昨日の下げ方がそもそも訳がわからないのだから、戻りだってわからなくても仕方がなかろう。
まずはそこまで戻ったとして、その後が明日は問題で、週末で尚且つ三連休となるので後場は特に逃げ場探しになる。
そのため、仮に高値を取ったとしてもそこから更には難しいし、そもそも買い戻しが中心であればそれに乗じた買いは短期売買なので売って帰ることになる。
そのため高値維持はできないと考えた方が良く、そうなると引けの値段が気になるところ。
31000円は想像がつくが、そもそも31370円まで高値を取っておいて31000円まで下落するなら、それを割り込む可能性も高い。
そうなると引っかかるだろう位置は30900円そこそこか、再度30800円台付近までとなる。
所謂二番底とも言うが、とにかく明日は連休前の週末だけに、上値期待はどんなにあったとしても引けはやすい可能性が高いと考えるべきだろう。
それを覆せるのならば、そもそもこんな下落を見ることもなかったはずである。