前場の日経平均は359円高の30886円と後一歩で30900円といったところだった。
自立反発の域を超えていない上昇ではあるが、後場もう一踏ん張りして30900円台を付けてくるかどうか、このまま失速するのか、といったところになる。
正直中途半端な位置なので、ここで足場固めをするのは非常に難しいと言わざるを得ず、できるなら窓を埋めて欲しいものだが、そこまでは望めそうにない。
結局今晩のNY次第で再び下に向かう可能性もあるので、その分上を買いに行くこともできないといったところだろう。
下値は昨日の始値付近まで
ここで失速したとしても昨日の始値付近、30765円付近で止まってくれるなら、まだ明日にも少し期待が持てるのだが、どうだろうか。
上値は以前として30900円台が重たいようで、一気に31000円に戻るには今の勢いでは辛そうだ。
それでもなお上に向かうなら、最終的に31000円まではあっても良いだろう。
問題はその後で、今晩の動き次第では簡単に今日の戻りが無かったことになるので、後場のモチベーションはあまり高く持ちづらいと思われる。
出来れば急な失速ではなく、ソフトランディングで落ち着いてもらいたいのだが、果たしてそれを相場が許してくれるかどうかはまだわからない。