2023年7月18日の日経平均は終値32493円、前日比102円高で引けた。
20日移動平均線をザラ場では抜いたものの前場は崩れてしまい、また、大引けに向かって買われもしたのだが、結局上髭の長い陽線で少々難儀な形となった。
月の後半にも入ってきていてこれから難しくなるところでもあるので、動きづらいのだろう。
目先のことを考えようにも来週のことがチラついてしまって手がでない、そんな感じだ。
32780円が上値抵抗
週足で見ると、32780円付近が先週の高値で、これを抜けてくるなら、33000円も見えてくるのだが、今日はそこまでには至らなかった。
今週は今日明日でそのポイントを抜けていけないと、恐らく週後半に入ってその反動で軟調に推移していくと思われる。
もちろん、33000円まで行ったからといって安心できるわけではなく、結局はそこから再度調整に入ることになるのだが、調整の始まる位置は高い方が結果的には楽なので、できれば33000円をもう一度見てみたいところ。
一方、明日も似たような動きとなるのであれば、また下値試しも起きるだろうから、その場合は今日と同じように32200円台を下値目処としたい。
今週は四日立会で週末までの時間が短いため、明日を過ぎるともう週末意識も出てくる。
来週に対する買い控えや調整の売りもあるだろうから、週後半がさらに重くなるのは致し方ないはず。
そうなると、上昇のタイミングは明日くらいしかないのだが、どうだろうか。
出来たら先物には大人しくしておいてもらいたいものだ。