昨晩のNYは寄り付きこそ反転の兆しがあったが残念ながら続落となった。
ダウは12ドル安で横ばいとも言っていい結果ではあるが、リセッションの話をメディアが再度持ち出したのと、ロシア情勢に対する投資家の不安が月末のタイミングもあって難しい動きにさせている。
やはりはっきり動くにはもう少しだけ時間が必要そうだ。
NASDAQは昨晩書いた通りの調整だった。
ダウ同様寄り付きはプラス圏で推移していたが、単純な買い戻しだけで終わったようで、その後は売りに押された格好。
終値13335ポイントはほぼ20日移動平均線の位置で、これでもう一押しの後、戻れたら再出発できる形になりそうだ。
そうではなくもう一段押すとなると、折角更新できた昨年8月の高値付近まで戻ることになる。
月末にFOMCにSQとこの後のイベントを考えたらここで一旦止まっておきたいところだが、どうだろうか。
調整続く日経平均
日経先物は朝方32530円で終えた。
移動平均線ギリギリのところだが、今日はここからもう一段の下げもあってもいいんじゃないかと思える形。
理想は下髭長く、32200円か300円どころまでの押し目で戻ってきてほしいのだが、月替わりまでもう1日あるので、ここで陰線が大きく出ると厳しい。
現物の方も同じような形なので、できれば32500円の終値が欲しいところだが、そう問屋が降ろしてくれるかどうかはわからない。
昨日のような前場で全て終わったような1日でもいいので、押して戻ってきてくれたら、と願うばかりである。
今日耐えればおそらく明日なんとかなるだろう、という楽観的な見方ではあるが、逆に言えば今日はとにかく我慢しかない1日とも言えるので、忍耐力の見せどころになるだろう。
逆に上値は一昨日に引値あたりまでを想定しておけば良い、という良い加減な気持ちでいた方が恐らくその後の下げに落胆する事も少なかろう。
今日はそういう日になりそうだ。
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