昨晩のNYは3指数とも上昇。
ダウ168ドル高、33833ドル、NASDAQは133ポイント高、S&P500は26ポイント高となった。
ダウは上昇基調を保ち、これで先日の上抜けの勢いが継続しそうだ。
週末なので今晩の動きは微妙だが、FOMC前にしては上出来だろう。
新規失業保険申請数が大幅に増えたことで利上げ停止の確率が上がり、国債の利回りが下がったことが要因とされているが、何れにしても市場の反応はポジティブだった。
NASDAQは高値圏での揉み合いが続いている。
こちらはもう一度高値を付けていけないと天井となりやすく、先行きは微妙だ。
尤も、利上げ停止が確定したら方向性が決まるのは他と同じなので、後は材料出尽くしと捉えるか、金利による業績への影響が減少と捉えるかで向きは変わってくるだろう。
まだしばらくは安心しづらい状況だ。
SQ後の日経平均はどうなるのか
日経先物は31830円でナイトセッションを終えた。
チャートだけ見たら位置的にはまだ32000円を狙える範囲にいて、押し目を作って反転ということもありそうだが、何にしてもSQだけに、朝の動きは読みづらい。
そのため、スタートの位置が微妙で、下から始まるなら買われる想定もできそうだが、上から始められると強気を維持するのが厄介になる。
とはいえやはり高値から1500円以上の調整を見ているのだから、一旦ここで反発しても良かろうものだ。
SQが31500円なのか、31750円なのか、32000円なのか。
後者はやりづらいが前者なら上昇傾向はつきやすく、再度の32000円もあっていいだろう。
ただし、週末意識はこれとは別にあるものなので、10時過ぎや後場からそのイメージが湧いてくると勢いは無くなってしまいそうだ。
面倒臭い流れになりそうな1日なので、1日捨てて来週から再度インするか、ギャンブルで打って出るかはご自由にといったところ。
個人的には寄り付き見ての短期決戦であとは見送り、というスタイル。
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