連休の谷間の1日と2日は正直面倒になるくらい嫌なもので、連休なんてなくなっちまえ、と思いたくなる瞬間もあるのだが、サラリーマン的には連休は家族や知人との憩いの時間ともなるのでなかなかそうなってもらっても困るのも事実。
とは言えやはり邪魔な連休で、これがなければ少なくともNYの動きに追随できるよう用心しながら進んでいけるのだが、明日で丸三日間取引ができなくなると考えると、動きも極端になるというもの。
特に連休が関係ない外資としては、そう入った日本市場の心理を使ってうまく自分たちが売り抜けたり買い貯めたりをいったこともやろうと思えばできる(いや実際やってるんだが)ので、そう入った意味でも日本の投資家、特に個人投資家は不利だ。
と、愚痴ばかり言っていても始まらないのでもう少し考えてみることにする。
Sell in Mayとは?
巷でこの時期によく言われているSell in Mayとは、5月に売っておきましょうという意味。
下がる云々は置いておいて、原文はちょっと長いのだが、
Sell in May and go away. But remember to come back in September.
まあ9月まで正直に何もしないでいることもないが、いずれにしても、5月に売っておこうということなのだから、素直に手仕舞いしておくのが良いだろう。
Twitterの孔明先生の株教室がわかりやすくて良い。
でもってその理由はさまざまだが、5月以降、あるいは6月以降、相場が下がることが多いから、という解釈が妥当のようだ。
必ずしも下がるわけではないのだが、用心はしておくべきだろう。
FOMC前なのか、後なのか
結局、日本市場に対してどうすればいいかというと、ちょっと早いがSell in Mayに習っておくのが無難ではないだろうか。
少なくともFOMC後は「わからない」のだから、一旦手仕舞いなり準備なりをしておくべきで、それを見てから8日から動き始めても良いし、乗り遅れたのならしばらく待ってみるのも良いだろう。
いずれにしてもここからギャンブルを張るのは、まあ本当にギャンブルなのだから、それなり以上の覚悟が必要だと思われる。
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