ダウ反落も225先物は28520円と+100円─週明けの日経平均は際上昇なるか

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昨晩のNYは反落。

ダウ 日足

ダウが143ドル安、NASDAQは42ポイント安、S&P500は8ポイント安となった。

奇しくもチャートの自前トレンドレンジ内に収まる格好で引けているが、このまま従ってくれるなら、SQまでの道筋は単純になる。

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NYのSQまでは引っ張る形か

マスコミの記事ではもう良い加減何度繰り返してきたかわからないくらい聞き飽きた、「利上げ懸念」再びと言ったところだが、今のところは需給の都合で売るには早いが買う位置では無いという状況と思われる。

いずれも企業決算の発表に合わせて売りをぶつけたいだろうから、タイミングはまだ少し先になるだろうか。

FOMCまで引っ張ることはないだろうが、NYのSQまでは引っ張りたいのではないか。

と、勝手な予想をしているのだが、さてどうだろうか。

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日経平均は想定外に強いが

正直もう少し弱気な動きを想定していたのだが、思っていたよりも強く推移しているので、つい意思が揺らいでいる。

225先物 日足

つなぎ足ながら225先物のこの上昇は、3月上旬の動きと似ており、その際はSQ当日で落ちていったのだが、今回はSQを跨いできたところを見ると、ターゲットはNYのSQ前あたりだろうか。

もちろん月曜がゴールということもあるだろうが、一旦、28500円台に先物が乗せてきたところで、現物が寄り付き天井で終わるケースは少々お粗末な気もする。

日経平均 日足

先物の位置から考えると自前のトレンドレンジ上限ギリギリのところなので、抜けるなら抜けて欲しいのだが、そうなった場合は3月上旬同様、数日間のオーバーシュートという形になる。

となるとやはり上昇期間は短くなるわけで、その場合、長くても木曜くらいまでが限界、早いと火曜、最も短いパターンはさっき書いた通り月曜が寄り付き天井の形だ。

上値目処は、3月上旬の時の自前トレンドレンジ上限と実際の高値の比較から、オーバーシュートの幅が概ね600円程度となるため、29120円付近がそれに当たるが、昨年の高値が29220円なので、行ってそこまでだろうか。

まあそんなに派手に動けない可能性もあるので、その場合は3月高値の28730円が目標となる。

それすらクリアならないのであれば、月曜で終わりのパターンが妥当だろうから、やはり先の予想通り、長くて木曜、早くて火曜、望みなければ月曜でおしまい、といった格好か。

結局3つの選択肢を絞り込めないのだが、いずれにしても上値限定で来週以降は辛いという認識に変わりない。

これを打破されたら、5月は天国だろうが。

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