大引の日経平均は28309.16円、71.38円高となった。
寄り付きこそ売られはしたものの9時半頃から騰勢を強め、10時半過ぎには28400円付近まで値を上げた。
その後はほぼ横ばいのまま、引けは売られはしたもののしっかりプラス圏で取引を終えた格好だ。
窓を2つ空けた状態で陽線が2本。
形的には正直不安が見え隠れする格好だが、とりあえず明日、もう一丁延びてくれることを祈るしかない。
それには今晩のパウエル議長の証言が多少なりとも良い内容であって欲しいところだ。
ダウ先物はプラス圏で推移
パウエル議長の証言を前に既にダウ先物はプラス圏で推移している。
主に利上げ計画について話がされるという予想のようだが、内容が桁外れで無い限りはこのまま推移すると思われる。
12月後半からのトレンドレンジに届くかどうかは微妙だが、短期移動平均線と中期移動平均線がクロスしている位置が概ね33500ドル付近なので、その辺りまでは届きそうな格好だ。
問題はその後なので、明日の晩でどう向きが変わるのかが結果的に日経平均のSQまで、あるいはSQ後の動き方が決まるだろうと思われる。
最高のシナリオは、ダウが34000ドル台に乗っていく兆しが見え、日経平均も昨年高値を目指すような伸び方をしてくれるといった形だが、最悪の場合、明日を最後にアイランドリバーサルが週末にかけて発現する形だろう。
まあ得てしてそんなにうまくいくわけもないので、どちらのシナリオにもならずに当たり障りのない動きから週明け以降、再び下がっていくような形も十分あるので、あまりあれこれ考えずに、今日は早めに寝てしまおうかと思っている。
コメント