2024年1月15日の日経平均は324円高、35901円で引けとなった。
高値は36008円と、幻のSQ値に迫ったものの、ざら場では届かなった。
丁度平行チャンネルの上限付近が高値となったようだが、明日もこの調子だと、上限を突破してもう一段上に向かう可能性もありそうだ。
鍵を握るのは、今晩の先物よりも、ざら場の動きにかかってきそう。
前場は勢いに任せての動きになりそうなので、一時的に上昇はしても押される場面が出てくると思われるが、後場にこれがきっちり切り返していくのなら、更なる上昇も期待できそうだ。
その場合は36300円台〜36500円台付近まで伸びていきそうだが、これはあくまで可能性の話で、本来ならば押し目があってもいい頃合いだと思われる。
そう言いつつここまで伸びてきている手前、あまり弱気を吐くことはできないのだが、一応36000円タッチの後の35500円くらいまでは明日、あってもおかしくはないので、念の為覚えておくべきだろう。
夜間先物主導は鳴りを潜めた
SQまでは思い切り夜間の先物が引っ張っていったのだが、SQ通過後はだいぶ大人しくなってきた。
ここでざら場の動きが主役になった点は良いことだが、買いの主役がNISAと指数寄与度の高い銘柄ばかりだと、置いてけぼりを喰らう投資家が増えること間違いない。
これは昨年の5月6月あたりの形に似てくるため、できればどこかで全面高といった日がきて欲しいところだが、現時点では難しそうだ。
切った貼ったが得意な投資家はここぞとばかりに参戦するのもいいが、自分のような堅物はどうにもうまく立ち回れないので、地味に銀行系を見ていたり、波の激しい半導体がらみの押し目を少し眺めていたり、といった感じになりそうだ。