先週末のSQは36025円と現物からかなり乖離した結果になった。
「幻のSQ」と言われているが、現物がその値に到達するには、もうしばらく時間を要するのでは、と考えている。
仮にこれが今日達成できるのであれば、相当な買い意欲なのだが、いくら新NISAの積立枠の設定があるとはいっても、そろそろ息切れしてもいい頃合いではないだろうか。
先物は35540円、上げ一服となるか
週末の先物の夜間取引は70円安の35540円となった。
流石にここで止まったのはSQということもあったのだろうが、ではここから下げとなるかというとそこまで単純でもなかろう。
そもそも踏み上げられたのかはたまた売りすぎていて買いに転じたのか、要因はわからないが一時の思いつきでここまで買われることもなかなかないだろう。
そういった観点で見ると、昨年5月〜6月の上昇局面を思い出すのだが、仮にここで調整入りしないまま進むとすると、2月のSQくらいまではもう一段の上昇はあってもいいかもしれない。
もちろん、今日からまた上げが始まるというわけでもなく、若干の調整期間は要するだろうが、今日明日明後日くらいで35000円割れくらいまので調整局面を迎えた後、再度上昇を始める可能性もある、ということだ。
今日のところは少し幕間繋ぎ的な調整があるだろうが、それでも35200円を割れるかどうかといった目安を考えておきたい。
これを大きく下抜けていくとなると、もう一段厳しい調整に入ってしまうので、そうなると先の想定は崩れるのだが、それはその時にまた修正したい。
一方で今日の上値は35600円を抜けてくるかどうかで変わってくる。
先週金曜の始値付近になるのだが、これを再度抜けて上に向かうとなると、少なくともざら場高値の35800円台を目処に動きそうだ。
そこまで来れば十分強さをアピールできるとは思うが、流石に幻のSQ値までは届かないだろう。
と、考えておくべきなのだが、ちょっとだけ期待してしまったりもしている。