2023年11月8日の日経平均は105円安、32166円と沈み込んで引けた。
朝の想定の安値目安を少し割り込んでの大引けとなったが、日中の安値が13時過ぎの32049円だっただけに、想定以上の下げだったと言わざるを得ない。
これらを踏まえると明日はもう一段下も考える必要があるのだが、SQ直前ということもあって想定が難しいのが実情だ。
31877円が下支え
心理的節目の32000円もさることながら、そこをさらにした抜けた場合は31877円が下値の支えとなる。
ただ、そこまで行ってしまうと戻るに戻れなくなる可能性もあって、非常に苦しい形になりそうだ。
一方で上昇反転できるなら、窓は埋まっているのでそう難しくもないと思われるのだが、買いの手が振られるほどの状況でもないため、やはり上値は重たいと考えるべきだろう。
仮に一旦下げて戻るとしたら、32300円手前までが良いところで、それを抜けていけるにはもう少し時間が必要そうだ。
逆に今晩の状況次第で明日買い物に転じるのなら、前場でその値段はクリアしていないとならないはずで、そうなれば32500円まで戻るのも容易だろう。
そこまで行ってくれたら非常に助かるのだが、実際はあまり期待できない、というのが本音だ。