昨晩のNYは反発。
127ドル高となったダウだが、債券の利回り上昇が一服したとの見方から持ち直したとの解釈。
流石に三日で1000ドル下げたということもあるだろうが、9月の高値から既に2000ドル以上下げているので、ここらが一旦止まる位置なのかもしれない。
日本同様5月から6月の水準にまで下げているためそろそろ持ち直しても良い位置ではあるが、昨晩が底となるかどうかは週末〜週明けまで判断はしづらそうだ。
ナスダックを見るとやはり6月の水準で止まっているように見えるので、ダウもそろそろなのだろう。
120日移動平均線を挟んでの攻防が続くナスダックだが、こちらはダウよりも少し早く反発の兆しが見えるかもしれない。
とは言え明確な上昇基調に戻ったわけでも無いので、やはり用心は必要そうだ。
今週末までにそういった動きがはっきり見えるなら、来週は少し楽になるかもしれない。
一旦は反発で30800円が最初の目安
先物は30690円での引けとなり、一応反発はしてくれた。
昨日の陰線の半値戻しにはまだ至っていないが、そこは現物に下駄を預けた格好と考えても良いかもしれない。
そう考えるなら、日経平均はやはり30800円が目安になる。
昨日の高値付近でもあるし過去の高値ラインもそこにいるので、最初の戻りの目標にしやすいのだが、もう少しオーバーシュートするとしたら30950円くらいまでだろうか。
31000円を考えるのは正直早計に思える。
一方で下値は昨日の始値付近、30500円台までで止まってくれるだろう、という目論見になる。
底打ちかどうかまでは言い切れないが、気持ち的には底を打って欲しいという願望があるので、その辺りが適当だろう。
仮に今日高値を取ってから再び下落して昨日の安値をわるとなると、ちょっと重症なので、その場合はまた見方を変えないとならなくなる。