昨晩のNYはFOMCを控えての続落で少々分が悪くなった。
ダウは106ドル安、34517ドルと60日移動平均線を下回っての引け。
これはFOMCの結果が仮に相場にプラスと思われるものになったとしても、少なくともSQまでは反転は見込めそうにないという判断になる。
あるいはさらなる下落へ加速する可能性もあるが、今のところはそこまで悲観する材料ではない。
ただし、下降トレンドレンジの範囲での動きが理に叶いつつある様子なので、今週から来週にかけては上値の結果の動きを観察していきたい。
ナスダックも余裕がなくなった。
32ポイント安の13678ポイントは60日移動平均線に近づいての引けだった。
今晩の結果次第ではこれを割り込むことになるので、そうなると再度調整局面となりそうだ。
ダウトな少々状況が違い、上値の目安が見つけづらいため、下がると8月25日の安値付近までの下値目処が目標となる。
そこまでとは思いたくないのだが、やはり利上げに関わるこの時期は難しい展開となるだろう。
先物は10円高と意外に健闘で日経平均はまだ希望はある
一方の日経先物は横這いでの引けとなっている。
正直いうとNYの動きを見て難しいのではと思っていたのだが、まあまあの結果となった。
陰線ではあるが横這いの位置を受けての日経平均スタートは、今のところイーブンと言える。
33200円台からのスタートとなるのであれば、上値は先週金曜日の安値33391円が目標となる。
これを達成した後下げたとしても、33187円の過去の高値ラインや昨日の安値終値でなんとか止まってくれる可能性がある。
うまく上昇できるなら33500円台も夢ではなかろう。
チャンスは終日だが、前場にトライして失敗となった場合、後場に再チャレンジするエネルギーが残っているかどうかまでは後場になってみないとわからない。
失速した場合は33000円を割れる可能性もあり、先週木曜の始値32920円付近までは考えておくべきだろう。
最悪その木曜の安値の32850円付近もあるので、窓埋めに失敗したとなった場合は備えが必要となりそうだ。