2023年8月29日の日経平均は56円高、32226円の引けとなった。
昼休み前の前引けとほぼ同じ位置だが、後場の動きを見ている限り、かなり迷っている感がある。
五分足で見ればわかるのだが、32300円付近まで戻ったものの引け少し前に売られて、引け直前に買い戻されているところ見ると、買いも売りも自信があまりない様子が窺える。
現物は陰線だが、先物はプレクロージングで陽線になっているところを見ても然りだ。
売って帰るならここは200円を割っておくべきだと思うのだが、そうはならなかったところを見ると、やはり明日に対して自信がないのだろう。
そういった意味では、今晩のNYと先物は非常に重要となりそうだ。
今晩のNY、先物次第
ダウをもう1度見てみる。
今朝書いた通り、もう一段上に行くには20日移動平均線と去年12月の高値を抜かないとならないのだが、それが今日明日の話になる。
これを抜けないと再度下値模索に入ることになるため、今晩が重要になる。
先物の引けた位置から見ても、微妙な雰囲気だ。
とは言えやはり上髭は気になるもので、32100円台で明日の朝を迎えようものなら、32000円再びという形にも見える。
上へも下へもといった状況で、現時点では明日の朝を迎えないとなんとも言えない、というのが現時点での想定である。
その上で、仮に上抜けるなら32300円が最初の目処で、その上は32550円付近となるし、下値は32170円が最初の目安でそこから下げると32000円割れが見えてくる、といったところだろう。